第31回「音楽茶話会(Zoom利用)」
開催日時 :2024年9月29日(日)「夜7時30分開始」 (約90分の予定、途中休憩あり)
場所 :Zoom利用(どこからでもご参加いただけます)(参加無料)
解説とお話:当会 代表幹事
テーマ:「ベートーヴェンの英雄交響曲をじっくり聴いたことはありますか?」
都はるみの往年の大ヒット曲「北の宿から」はお好きですか? 名曲ですね。しかし、歌詞を知らない状態で、あの歌のメロディーをフルートかなにかで何回も繰り返し聴かされたらどうでしょう。いくら魅力的なメロディーでも、30回も聴いたらいい加減飽きてしまうでしょう。歌は、歌詞が付いているから飽きないのです。つまり聴き手は「あなたかわりはないですか、日ごと寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを、寒さこらえて編んでます」という歌詞の内容に感情移入するので何度でも聴きたくなりますが、いくら美しくてもメロディーだけを聴かされたら、比較的直ぐ飽きてしまいます。
音楽は気持ちよく聴ければそれでいい。そう思われる方も多いでしょう。反論するつもりはありません。ただ、オペラなどの声楽曲はそれでよいでしょうが、歌詞のない器楽曲はどうでしょうか。メロディーを聴いているだけでは、すぐに飽きてしまうはずです。 では、西洋音楽史上はじめて、器楽曲が声楽曲に匹敵する重要性を持つようになったウィーン古典派の作曲家たちは、「メロディーを聴いていたのでは飽きてしまう」という器楽曲の弱点をカバーするために何をしたのでしょうか。
彼らは聴衆が飽きないように、さまざまな仕掛けを施しました。しかし、そうした仕掛け、というか工夫を聴き手が楽しむには、少しだけ知識が必要です。今回は、誰もが知る交響曲、モーツァルトの「ジュピター」とベートーヴェンの「英雄」を素材に、そうした仕掛けや工夫の一部を見てみたいと思います。交響曲や弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタといった器楽曲を聴くのが100倍!楽しくなるはずです。
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「音楽茶話会(Zoom利用)」のご留意事項)
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(2)「Zoom招待メール」にはミ-ティングIDが記載されますので、他者へ転送せず、またSNS等で拡散しないようご留意下さい。
2024年9月12日
クラシック音楽同好会by kurasikkuongaku | 2024-09-13 10:59 | Comments(2)